看護師からの企業転職であるあるの職務経歴書NGパターン

看護師職務経歴書のNGあるある

こんにちは。キャリアコンサルタントのけんいちです。
転職活動において、看護師から企業への転身は新たな挑戦となります。その際に欠かせないのが、職務経歴書の作成です。しかし、見た目や内容に注意を払わないと、良い印象を与えるどころか、逆効果になってしまうこともあります。この記事では、転職エージェントと面接官の両方を経験している私の体験談をもとに、看護師から企業への転職においてありがちな職務経歴書のNGポイントとその対策を解説します。

目次

全体の体裁が整っていなくて読む気にならない

看護師から企業への転職において、職務経歴書の見た目は非常に重要です。見辛いフォントや統一されていないフォントサイズ、誤字脱字があると、マイナスな印象を与えてしまい、書類選考を通過することができません。ここでは、見た目の整った職務経歴書を作成するためのポイントに焦点を当ててみましょう。

フォントとサイズの統一

職務経歴書では、シンプルで読みやすいフォントを選ぶことが重要です。フォントサイズも統一し、余白や改行も適切に使うことで、情報が整然と配置される印象を与えます。フォントについてはサイズは10.5〜11、フォント種類はWindowsでは「MS明朝」Macでは「ヒラギノ明朝」が一般的だとされています。

誤字脱字の徹底的なチェック

誤字脱字は、あなたが書類に対して真剣に向き合っているかどうかを示す要素です。職務経歴書は自分の分身だと思って、時間をかけて校正を行い、文法やスペルミスを徹底的にチェックしましょう。また、同じ単語が繰り返されていないかも確認し、読み手に違和感を与えないように気をつけましょう。エージェントや知人に見てもらったり、最近ではChatGPT等のAIツールも出ているのでうまく活用するのが良いと思います。

視覚的なアピール

職務経歴書はあなたのプロフィールを一目で伝えるものです。適切な改行や空白を利用して、情報が詰め込まれすぎずに見やすいバランスを保つことが重要です。視覚的なアピールを意識し、読み手がストレスなく情報を吸収できるデザインはとても大切です。ただし、見やすくしようと文字の装飾で斜体や下線などを使用するのはNGとされています。極力シンプルに見やすい書類を心がけましょう。

専門用語の記載で企業の人事に伝わらない

看護師から企業への転職において、過去の経験やスキルを伝える際、業界特有の専門用語は企業の人事担当者にとっては理解することが難しいです。ここでは、専門用語を避けつつも看護師としての経験を的確に伝える方法についてポイントを紹介します。

一般的な表現と具体例の両立

看護業界では通用する言葉でも、他の職種においては理解されない可能性があります。専門用語を回避する際には、一般的な表現と具体的な事例を組み合わせることが効果的です。例えば、「アセスメント」という言葉も企業人事の方には伝わらないので、一般的に伝わる言葉で表現をする必要があります。

ストーリーテリングを活用

あるケースにおいてどのように対応したかや、その結果どのような影響があったかを具体的に伝えることで、専門用語を使わなくても実際の体験から自身の強みをアピールできます。具体的な体験やエピソードを通じて、あなたの経験やスキルがどれだけ実践的で価値のあるものであるかを伝えましょう。

教育担当やプリセプターの経験を強調

看護業界で得た教育の経験も、一般的な価値観と結びつけて伝えることが可能です。例えば、教育担当やプリセプターなどの教育に関わってきたことは、一般企業でも重宝される経験です。ただしプリセプターといっても理解できない人事も多いので伝わるように記載をすることは大切なので、その点は気をつけてください。「新人スタッフの指導を通じて苦労したこと」また、そこから学んだことも、書き方次第では強みにすることができると思いますのでそういったエピソードもわかりやすくて良いと思います。

自己PRが抽象的で伝わらない

看護師から企業への転職を果たす際、自己PRは大きなポイントとなります。しかしながら、抽象的な表現や一般的なキーワードの羅列では、あなたの魅力が効果的に伝わりません。これまでのおさらいにもなりますが、なるべく具体例を交えつつ、以下のポイントに留意して自己PRを構築しましょう。

実績と成果の具体的な記載

自身の実績や成果を挙げる際には、具体的な数字や事例を交えることが重要です。例えば、「新しい仕組みを導入し、病棟の残業を◯時間削減した」といった明確な実績は、あなたの能力や貢献度を証明する材料となります。

スキルや資格の簡潔な紹介

看護師としてのスキルや保有する資格も取り上げましょう。そのスキルや資格がどのように業務に貢献したか、どのような経緯で取得することになったかを伝えることが重要です。ただし、専門的な表現になっても人事には伝わらないので、長くなりすぎないように心がけ、必要な情報に絞って記載しましょう。

プロジェクトや責任の担当経験

過去の委員会活動やプリセプター等の経験は、一般企業の人事にも伝わりやすい自己PRの要素となります。これによって、あなたがどれだけの責任感やリーダーシップを発揮できるかをアピールすることが可能です。是非、人事に伝わる分かりやすい言葉でまとめてみましょう。

職務経歴書をそのまま使い回している

看護師から企業への転職を考える際、過去の職務経歴書をそのまま使い回すことは避けるべきです。異なる企業や職種に応募する場合、それぞれの求める要件や価値観が異なるため、同じ職務経歴書を流用すると、あなたの適正や魅力が企業に適しているかどうかが十分に伝わりません。以下に、使い回しを避けるためのポイントを考えてみましょう。

求人要件に合わせたカスタマイズ

各企業は異なるニーズや期待を持っています。職務経歴書をそのまま流用するのではなく、応募する企業の求人要件に焦点を当て、それに合わせてカスタマイズすることが重要です。企業が求めるスキルや経験に応じて、職務経歴書の内容は修正しましょう。

強調すべきポイントの再評価

使い回しを避けるためには、自身の強みや特長を把握し、そのポイントを強調することが欠かせません。異なる企業に応募する場合、それぞれの企業が重要視する要素に焦点を当て、職務要約や自己PRは修正をし、自分の経験やスキルがその企業にどのように貢献できるかを明確に示しましょう。

職務内容や実績の書くポイントを見直す

過去の応募企業において重要だったポイントが、新しい企業においても同様に効果的であるとは限りません。職務内容や実績を適切にアレンジし、応募先のポジションに最適な形に整えることで、企業が求める要件に適合する職務経歴書にしましょう。

情報を詰め込みすぎて4枚以上になっている

職務経歴書は一般的に2〜3枚でまとめると良いとされています。情報を過剰に盛り込むことは逆効果です。要点を絞り、肝心な情報に焦点を当てましょう。人事担当者は多くの書類を確認するため、簡潔で読みやすい職務経歴書が重宝されます。私も職務経歴書に目を通すことはあるのですが、正直4〜5枚の職務経歴書は読む気になれないです。経歴が長い人は伝えたいことがたくさんあるのは理解できますが、大切なのはその企業が何を知りたいかであって、自分が何を伝えたいかではありません。

職務要約で伝えたいことが曖昧

職務経歴書は転職活動における自身の分身です。とくに最初の要約の4、5行には魂を込めましょう。人との出会いにおいて第一印象はとても大切です。転職活動での最初の出会いは書類選考、つまり履歴書や職務経歴書がそれにあたります。その最初に目に触れる「職務要約」です。人事は多くの応募者の書類に目を通します。産業保健師の求人では、1人の求人に対して40名以上の応募があることも少なくありません。そうなると書類も隅から隅まで目を通すことはできません。職務経歴書については冒頭にある「職務要約」でその後を読むかどうかの判断がされているケースも少なくありません。実際に過去に私が採用に関わっていた企業は応募者の多い職種では、書類に目を通す時間は1分程度で選考を判断していることもありました。

まとめ

看護師から企業への転職において、職務経歴書は重要な武器となります。自分の強みを的確に伝えることで、書類選考を通過し、納得できる転職を実現するためにこの記事が参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

けんいちのアバター けんいち キャリアコンサルタント

紹介会社で10年間、看護師の転職支援に携わる。
看護師のキャリアコミュニティ「ArchNurse」を立ち上げ、現在は産業保健、健康経営関連サービスの企画職として従事。

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