こんにちは。ArchNurse編集部です。
突然ですが、
転職エージェントに企業の希望と伝えているのに病棟の求人を提案されたことはありませんか?
看護師に特化している紹介会社だからといって産業保健師の求人数が多いかというとそうではありません。寧ろその反対です。なぜなら産業保健師を採用するのは一般企業だからです。医療業界に特化している会社は医療介護施設とのつながりは強いですが、一般企業となるとそうではありません。新たに全く別のルートで求人開拓が必要になるためなかなかそこには目がいかないのが現状です。
では、どうしたら企業や産業保健の求人情報が得られるのか、簡単にまとめましたので是非参考にしてみてください。
1.働き方(雇用形態)を正しく知る
まずは、求人情報の前に働き方の基本は抑えておいたほうがよいと思います。
産業保健師としての働き方は大きく3つのパターンに分けられます。
- 正社員(契約社員)
- 派遣
- 業務委託
それぞれの働き方のメリットやデメリットはしっかりと抑えておきましょう。
正社員(契約社員)は企業にそのまま雇用をされるので長期雇用に繋がりやすく安定はします。
ただし未経験からの採用はかなりハードルが高いです。
正社員と契約社員の違いについてはコチラの記事を参考にしてみてください。
派遣は募集枠も多く未経験でもチャンスがあります。ただし、時給もそれほど高くなかったり期間が決められていたりするというデメリットはあるかと思います。
業務委託は企業に雇用をされていません。その分、報酬は高く働き方の自由度も高いのですが、当然求められるものも高くなるのと、社会保険関係や確定申告等の手続きを自分でする必要があります。
2.産業保健分野に強い紹介派遣会社を知る
産業保健師を目指すなら抑えておきたい会社7選
- パソナ
- プライマリーアシスト
- アドバンテッジリスクマネジメント
- アポプラス
- ドクタートラスト
- エムステージ
- doda
産業保健分野に関わる中でよく目にしたり耳にした会社を完全な独断と偏見で挙げているだけなので参考程度にしてもらえたら嬉しいです。
ここでお伝えしたいのは、産業保健は医療機関の求人とは違い1社の紹介会社だけが特定企業の案件を持っているというケースがあります。
つまり1つの紹介会社だけに登録してもただでさえ求人情報の少ない産業保健師の求人はなかなか見つけることができません。
そこで大切になるのがいかに求人情報へのアンテナを高くはることができるか!なのですがそんなに簡単ではないので次に情報収集の手段を1つお伝えします。
3.大手の求人サイト(アグリゲーションサイト)を有効活用する
紹介会社とは別で抑えておきたいのがアグリゲーションサイトと言われる求人が集まっているサイトです。
具体的にはindeedやスタンバイ、求人ボックスと言ったサイトです。
こちらは企業が求人を直接出しているケースもあれば紹介会社の求人が出ているケースもあります。つまり先ほど挙げた紹介会社の求人をまとめて確認することができる便利なサイトなのです。
こちらに登録をして興味のある求人が入ったらメールが来るような設定にして情報を取得するのは比較的便利なのではないかと思います。
さいごに伝えたい大切なこと
これまで紹介会社とアグリゲーションサイトの説明をしてきましたが、これから希少求人の情報を得るために大切になってくると思っているのが信頼できるコミュニティです。
これは産業保健に限った話ではありません。SNSの浸透によって良くも悪くも個人の情報発信力が高まりました。そこではいろいろな情報が飛び交っています。このような流れのなかで希少性があり誰もが良いと思えるような求人は求人サイトに出回る前に採用が決まり表に出ることが少なくなると思っています。
そこで質の高い求人の一次情報を得るには信頼できるコミュニティでいち早く情報を取得できるようにしておくことが大切になってくると思っています。
企業や産業保健への転職の場合、エージェントから求人紹介されるのを待っていたりindeedのようなサイトからメールが送られてくるのを待っているだけでは良い求人は回ってきません。
自ら行動して情報を取りに行くことが大切になると思っています。
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