看護師の仕事がこれからどうなるのかを勝手に予測してみた

こんにちは、ArchNurse編集チームです。今後、時代の変化により、看護師の働き方も変化していくことが予測されます。今回は、遠隔診療やリモートワークなど、近年注目されている働き方の可能性から、看護師の未来を勝手に予測していきたいと思います。

目次

看護師の未来予測

看護師の働き方は、現在でも変化している状況です。病棟での勤務に加えて、訪問看護やクリニック、高齢者施設での勤務。また、治験や予防分野での仕事、その他にも看護師の知見を生かして働ける場所は医療業界の枠を超えて広がっていると感じています。

また、近年では新型コロナウイルス感染症の影響もあり、遠隔診療やリモートワークといった働き方が注目されるようになりました。このような状況も踏まえ、看護師の未来について予測していきたいと思います。

遠隔診療とリモートワークの可能性

遠隔診療とは、インターネットを介して患者さんと医師や看護師がコミュニケーションを取り、診察や医療処置を行うことを指します。リモートワークとは、オフィスや病院などの職場から離れて、自宅やカフェなどの場所で仕事をする働き方です。これらの遠隔診療やリモートワークは、ICTの発展によって実現が可能になってきました。遠隔診療においては、病院に来院することが困難な患者さんや地方にお住まいの方に対して、医師や看護師が遠隔で診察や処置を行うことができます。また、リモートワークにおいては、場所や時間に縛られない働き方ができるため、仕事とプライベートの両立がしやすくなるというメリットがあります。

遠隔診療やリモートワークにはまだ浸透していない面もありますが、今後ますます普及していくことが予想されます。遠隔診療においては、看護師が患者さんとオンラインでコミュニケーションを取り、検査や医療処置のサポートを行うことができます。また、リモートワークにおいても、オンラインでのカウンセリングや健康管理、在宅介護支援など、看護師業務の一部をリモートで行うことが可能になるでしょう。

 

治療から予防へ看護師の役割も変わる

医療の進歩により、治療だけでなく、予防による健康維持が重要視されるようになってきました。その中で、看護師・保健師に期待される役割も増えてくると思っています。産業領域における健康相談や健康指導、健康教育など、予防に関する役割はこれからますます重要になってくるでしょう。

例えば、健康診断の実施や生活習慣病予防に関するカウンセリングなどが挙げられます。また、地域住民に向けた健康講座やイベントの企画・実施など、予防という文脈で産業や行政という枠組みを超えて活躍をしていく保健師も増えていくでしょう。

このように、看護師・保健師の業務は、治療だけでなく予防にも関わるものとなってきています。看護の分野に留まらず幅広い知識やスキルを身につけ、患者さんや地域住民、従業員の健康維持に貢献することが求められています。

まとめ

看護師の働き方は、ICTの発展や社会的なニーズの変化によって大きく変化しています。遠隔診療やリモートワーク、予防に関する業務の増加など、今後ますます多様化していくことが予想されます。看護師自身も、これらの変化に対応し、新しいスキルや知識を身につけ、より広い視点を持ち看護を提供できるよう努力することが求められていくのではないでしょうか。

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