【ANラジレポート】“好き”と“得意”を軸に、自分らしく新しいキャリアをつくる

目次

ANラジについて

こんにちは!ArchNurse(アーチナース)運営メンバーゆかです。
先日のANラジでは、 6月に転職したばかりのありささんに、キャリアの歩みと現在の働き方についてみゆこんさんとともにお話を伺いました。

実は去年からXスペースで開催していたANラジ。今回1年ぶりに開催しました!

  • 7月23日(水)20:30~ 
  • 参加者:約25名
  • テーマ:”好き”と”得意”で、自分らしく新しいキャリアをつくる ~コミュニティスタッフに転職した話~

看護師から企業へ、そしてコワーキングスペースの「コミュニティマネージャー」へ。
医療の枠を超えて“自分らしく働く”ことに向き合った選択、そして「場づくり」の現場で感じるやりがいや試行錯誤について、リアルなお話をたっぷりお届けしました。

「コミュニティマネージャー」として大切にしていること

「コミュニティマネージャー」とは、特定のコミュニティを活性化させ、コミュニティメンバー間の関係を構築・維持する役割を担う人、またはそれを担当している人のことです。

近年のリモートワークの普及に伴って、コワーキングスペースが増加したことに併せて、今多くのコミュニティマネージャーとして勤務する人が増加しているようです!(参考記事はこちら

そんなありささんが現在働いているのは、神戸にあるコワーキングスペース。
コミュニティマネージャーとして、日々の接客から空間づくり、イベント企画・運営、HPの改善・更新業務、カフェでのドリンク提供まで、幅広い業務を担当しています。

特に大切にしているのは、「なぜこの場所を選んでくれたのか」を知ること。
利用されている方や初めて来られた方の、背景や興味関心を丁寧に拾い上げながら、人と人、人と場所の繋がる空間とは何かを日々考えています。

利用者には、機械系エンジニアやSNSコンサル、マーケター、フリーランスのデザイナー、ワークショップ運営の方など、さまざまな職種の方が訪れます。
日常生活やこれまでの職務経験では  関わることのなかった業種の方と出会えるのも、この仕事の面白さのひとつになっています。

看護師から企業、そして“場づくり”の仕事へ

看護師として勤務後、コロナ禍で留学を断念したことをきっかけに、企業で働く道へ進んだありささん。
医療系IT企業で約5年間、新規事業やホームページのディレクション業務、運用支援など幅広く様々な業務を担当していました。

役職や肩書きはなくても、業務の中身はどんどんマネジメント業務が増えていたある日。
案件管理、炎上リスク対応、プロジェクトの進捗確認など…日々“フルパワー”で動く中で、「こういう時間感覚で生きるの、得意じゃないな」「納期や期限に常に追われながら自分自身の余裕もない。こういう人の上に立つ働き方って、私にはしっくりこないかも」と感じるようになったといいます。

バリキャリ時代との違いと、“ご機嫌”のヒント

前職の企業で働いていた頃は、「朝から役員とのMTGがあり、その後は決まった膨大な数と量の業務を常に優先順位を意識しながらこなしていく」といったように、 一日の流れが“枠”として決められている感覚が強かったといいます。

「自分でやりたいように動けない感じ」「時間に縛られている感覚がずっとあった」と振り返るありささん。そんな働き方に違和感を抱く中で、コーチングを通じて自分が“ご機嫌で働ける状態”を見つめ直すようになりました。

そのプロセスの中で、「人とのつながり」や「空間づくり」といった、自分の“好き”と“得意”が重なる働き方として、コミュニティマネージャーという選択肢に出会ったのだそうです。

今は、自分のペースで動ける時間や、“一息つける感覚”を大切にしながら働けていることに、心地よさを感じていると話してくれました。

転職活動は「準備」がすべてだった

実は、今の会社に出会う2年前に一度転職活動をしていたというありささん。
コーチングを受けながら、自分の強みや価値観を言語化し、職務経歴書や志望理由もあらかじめ整えていました。

そんな中、偶然出会った今の会社のHPには、
「場づくりがしたい」「人と人をつなげたい」「自分の好きと得意を活かしたい」――
”やりたいと思っていたことがすべて書かれていた”んだそうです。

内覧に行き、スタッフの方の自然なコミュニケーションに惹かれ、迷いなく応募。
準備ができていたからこそ、そのチャンスを逃さずつかむことができました。

一般企業で活かせる、看護師の“強み”

異業種に見える一般企業での仕事にも、看護師としての経験がしっかりと活きていると、ありささんは話します。
実際に企業で働く中で、「看護師でよかった」と感じたポイントを3つご紹介します。

① 再発防止策を立てられる

看護の現場では、「ミスをどう責めるか」ではなく「どう防ぐか」「どう仕組みに反映させるか」という視点が根づいています。ヒヤリハット文化を通じて、「問題の根本原因に目を向け、再発防止につなげる」姿勢が自然と育まれていました。

② 根拠をもって業務に当たれる

限られた時間やリソースの中で判断が求められる医療現場では、常に“なぜそれをやるのか”という目的意識が重要です。この「根拠をもとに優先順位を考える力」は、業界が変わっても強い武器になるといいます。

③ コミュニケーション力

前もって関係性を築き、クレームを未然に防ぐ力も看護師ならでは。
相手の立場に立って言葉を選びながら、人と人との間に立つ調整役としての力は、どの職場でも活かせるスキルです。

「やりたいこと」はあとから見えてくる

やりたいことが“できない時期”があっても、それは全然悪くないと思う。
むしろそういう時期を経たからこそ、「好きなこと」「やりたいこと」「どう生きたいか」が少しずつ見えてきた

看護師時代には考えられなかった「コーヒーを淹れたり飲んだりすることが好き」「英語をつかった仕事に就けたらいいな」「場づくりのできる仕事に就けたらいいな」という思いが、今では自然と日常に入り込んで形になっています。
「どんな働き方が自分に合っているのか」「どんなペースなら自分らしくいられるか」を見つめた先に、納得できる選択肢が見えてくるのかもしれません。

まとめ

転職活動中は、「やっぱり今の仕事をがんばろう」と思った時期もあった。
その選択も含めて、今ではすべてが“今の自分”につながっていたと思える――と、ありささんは振り返ります。

看護師時代には想像もしなかった“好き”や“やってみたい”が、今の仕事に自然と組み込まれている。
そんな現在を、軽やかに楽しむ姿が印象的でした。

チャンスが突然やってきても、つかめるかどうかは“準備”次第。
今の自分を言葉にしておくことが、未来の自分をきっと助けてくれるでしょう。

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