看護師から一般企業へ転職活動の超リアル:ウェビナーレポート

看護師から一般企業へ転職活動のリアル

先日、開催されたウェビナー「看護師から一般企業へ転職活動の超リアル」では、実際に看護師から異業種への転職を成功させた3名のゲストスピーカーが登壇しました。医療現場で培った大切な経験を、新しい世界でどう活かしていくか。その具体的なヒントやアドバイスが満載の、とても貴重な時間となりました。

なお、ウェビナー当日のスライドを抜粋した資料をプレゼントしています。資料のダウンロード方法は記事の最後に記載していますので、ぜひご利用ください。

目次

職務経歴書のヒント:医療の言葉を、誰にでも伝わる言葉に変えよう

転職を経験されたみなさんが、まず共通して大切にしていたこと。それは、「医療の専門用語を使わない」という意識でした。病院では当たり前に使っている言葉も、違う業界の採用担当者にはなかなか伝わりません。

  • ゆかさんは、この壁を乗り越えるため、ひとつひとつ言葉を工夫しました。「アナムネ(入院時の情報収集)」は「入院時に必要な情報を集めること」に、「申し送り」は「事前共有」という言葉に置き換えたそうです。また、営業職への転職だったため、ただ業務内容を並べるだけでなく、「入院期間を1週間短縮した」といった具体的な数字を添えて、自分の成果を分かりやすく伝えました。
  • みゆこんさんは、職務経歴書を「結論から書く」ことの重要性を強調していました。いちばん伝えたいことを最初に持ってくることで、採用担当者は短時間であなたの魅力や強みを理解しやすくなります。
  • しろさんは、看護師歴が1年と短かったため、学生時代のアルバイト経験を詳しく記載しました。「時間帯責任者」や「後輩教育」といった経験は、1年目ではなかなかカバーできないマネジメントや教育のスキルをアピールする、大切な材料になったと語ってくれました。

資格の真実:企業が本当に求めるのは「人柄」と「ポータブルスキル」

「転職に何か資格は必要ですか?」という質問には、3名のみなさん全員が「必ずしも必要ではありません」と答えてくれました。

  • みゆこんさんは、転職先がその人の可能性を重視する「ポテンシャル採用」だったため、特別な資格は取らなかったそうです。
  • しろさんも同じく、転職時点では資格を取らず、入社後にTOEICの勉強を始めたとのこと。企業は、その人の人柄や、新しい環境に馴染めるか、素直さや責任感といったポータブルスキルをとても大切にしていると感じたそうです。
  • ゆかさんは、以前に健康経営アドバイザーなどの資格を取った経験はありましたが、結果的に転職に直接は関係しなかったと話してくれました。

けんいちさんからも、「多くの人が持っているような資格は、無理に取得する必要はない」というアドバイスがありました。

面接でチェックされるポイントとは?

面接で企業側が何に注目しているのか、みなさんの経験から教えてもらいました。

  • ゆかさんは、「人柄」や「長く働いてくれるか」という点を重視されていると感じたそうです。一緒に働くメンバーと良い関係を築けるか、という視点で見ているとのことでした。
  • みゆこんさんは、入社後に面接官に直接尋ねたところ、「論理的な思考力」と「説明する力」を見ていたと聞かされたそうです。コンサルタント職では、答えが正しいかどうかよりも、その答えにたどり着くまでの考え方の筋道が通っているかを、とても大切にしているとのことでした。
  • しろさんは、「親に愛されて育ってそうだから」という、とてもユニークな理由で採用されたエピソードを披露。一方で、「看護師の国家資格があるから、いつでも元の仕事に戻れる」という気持ちで転職する人もいるため、「なぜ看護師を辞めてでも、この会社で働きたいのか」という強い気持ちが重要だと教えてくれました。

自己分析とキャリアチェンジの壁を乗り越える

自己分析に行き詰まってしまった時には、しろさんがストレングスファインダーChatGPTの活用を推奨しました。ツールを使って自分の強みを知り、その結果をChatGPTに聞くことで、客観的な視点を得られると話しました。けんいちさんは、一人で悩むよりも、誰かと話してみることで、新しい気づきが得られることが多いとアドバイスしてくれました。

「40歳を過ぎてからでも転職は可能か」という質問には、けんいちさんが「もちろん可能です」と力強く答えてくれました。ただし、若い人向けの「ポテンシャル採用」とは少し違うアプローチが必要です。エージェントに頼るだけでなく、スカウトサービスに登録したり、興味のある企業に直接連絡してみるなど、自分から積極的に行動することがとても大切だそうです。

給与交渉については、大手企業では難しいことが多い一方、ベンチャー企業では柔軟に対応してくれるケースがあるとのこと。しろさんは、給与よりも「この人たちとなら頑張れる」と思える職場の雰囲気や人柄を優先して、転職先を決めたと話してくれました。

看護師経験が活きる「カスタマーサクセス」

「カスタマーサポート」という仕事について質問が寄せられると、しろさんは自身の職種である「カスタマーサクセス」との違いを説明してくれました。

カスタマーサポートは、お客さまからの問い合わせに対応する「支援的」な仕事で、カスタマーサクセスは、お客さまの課題を解決していくためによりよくサービスを活用し続けてもらうために、こちらから積極的に働きかける「能動的」な仕事です。

しろさんとけんいちさんは、カスタマーサクセスは、看護師の「アセスメント能力」や「寄り添う力」を最大限に活かせる職種だと教えてくれました。ただ、企業によっては「カスタマーサクセス」という名前でも、実際は営業やカスタマーサポートの業務が中心の場合もあるため、面接などで業務内容をしっかり確認することが大切だというアドバイスもありました。

ウェビナーを終えて

今回のウェビナーを通して、看護師から一般企業への転職は決して特別ではないこと、そしてその成功には、しっかりとした自己分析や、新しい挑戦への強い気持ちが何より大切だと改めて感じました。今日のお話が、一歩踏み出したいと考えているみなさんの、素敵なヒントになることを願っています。ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

資料ダウンロード方法

ウェビナー当日のスライドを抜粋した資料は、LINE公式アカウントからダウンロードいただけます。LINE公式アカウントのチャット欄に以下のメッセージを送信してダウンロードしてください。

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