看護師から一般企業への転職は、専門職から異業種への大きなキャリアチェンジです。「自分の経験が活かせるのだろうか」「職務経歴書には何を書けばいい?」と不安になることもあるでしょう。そんなあなたにおすすめしたいのが、ジョン・D・クランボルツの提唱する「計画的偶発性理論」です。
この理論は、「キャリアは偶然の出来事によって形作られる」という考え方に基づき、偶然をチャンスに変え、自分のキャリアをデザインする力を養うものです。看護師から企業への転職でも、これを意識することで可能性が大きく広がります。
未知のキャリアも味方に
看護師としてのキャリアは、病院や部署異動など、ある程度予測できます。しかし企業への転職では、業界や職種、企業文化など未知の要素が多く、計画通りに進むことは稀です。
計画的偶発性理論では、こうした予測不可能な出来事を恐れず、キャリア形成のチャンスと捉えることが大切とされています。思いがけない部署やプロジェクト、偶然の出会いが、あなたの新しい可能性を引き出すかもしれません。
偶然の出会いをチャンスに変える5つの力
転職活動中にたまたま見つけた求人や、知人から紹介された企業は、偶然のチャンスです。これを活かすには、以下の行動特性が重要です。
- 好奇心(Curiosity):新しいことに積極的に興味を持つ
- 持続性(Persistence):困難でも諦めずに取り組む
- 柔軟性(Flexibility):状況に応じて対応を変える
- 楽観性(Optimism):前向きに行動する
- 冒険心(Risk taking):新しいことに挑戦する
看護師として培った臨機応変に対応する力や未知の状況でも冷静に判断する力は、まさにこれらの特性に当てはまります。職務経歴書に具体的なエピソードとして書くことで、企業側にも強みとして伝わります。
計画と準備で偶然を味方に
「計画的偶発性理論」という名前の通り、偶然をただ待つのではなく、計画と準備が不可欠です。
具体的には、次のような行動が有効です。
- 異業種交流会やセミナーに参加して情報収集
- 興味のある分野の資格取得を始める
- 転職エージェントに登録し、自分の市場価値を確認
- 看護師としての経験を汎用スキルに変換して職務経歴書にまとめる
例えば、「患者や家族とのコミュニケーションで培ったヒアリング力は営業職で活かせる」「医療機器管理での細部への注意力は品質管理や研究開発に役立つ」といった具体例です。こうしておくと、偶然のチャンスに遭遇したときに、スムーズに行動できます。
さいごに
転職は人生の大きな転機です。完璧な計画にこだわると、思い通りにいかないときに挫折を感じやすくなります。計画的偶発性理論は、計画を立てつつも偶然を楽しみ、それを自分のキャリアに活かす柔軟さを教えてくれます。
看護師としての経験と、この理論の考え方を組み合わせれば、企業への転職でも大きな可能性を切り拓けます。職務経歴書を準備し、偶然のチャンスに備え、まずは一歩踏み出してみませんか?
一歩踏み出す場としておすすめしたいのがArchNurseが運営しているキャリア交流の場「ふらっとなかめ」です。



コメント
コメント一覧 (1件)
https://shorturl.fm/c2Kqk