訪問看護への転職で抑える3つのポイント

[st-kaiwa2]訪問看護に興味があるんだけど、何を基準に選んだらいいんだろう?[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]訪問看護事業所はとても増えているけど特徴は大きく違うから、転職するときは注意が必要ですね![/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2]そうなんですね。どんなところに注意したらいいんでしょうか?[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]ここでは訪問看護を選ぶポイントを3つにまとめてみました![/st-kaiwa1]

[st-midasibox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

■訪問看護事業所への転職で押さえるべき3つのポイント
運営母体
オンコール体制
利用者の特徴

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目次

1、運営母体(オーナー)

訪問看護を運営している法人は、医療法人、社会福祉法人、株式会社等いろいろあります。
まず、ここが病院や老人保健施設、特別養護老人ホームとは違うところです。
例えば、特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人でしか運営ができません。
だからと言って社会福祉法人格を取得しようと思ってもいろいろな制約があるので、いきなり特別養護老人を開設しようと思っても簡単にはできません。
ところが、訪問看護の場合はどうでしょうか?国は医療費削減のために病院から在宅へ移行していきたいと考えています。つまり訪問看護の事業所数は増やしていきたいので開設基準はそこまで厳しいものではありません。

よって、訪問看護ステーションは日々増えています。
ただし、廃止・休止となるステーションも多いというのがとても重要なポイントです。

[st-cmemo myclass=”st-text-guide st-text-guide-point” fontawesome=”fa-check” iconcolor=”#FF8F00″ bgcolor=”#FFF8E1″ color=”#000000″ bordercolor=”#FFE082″ borderwidth=”” iconsize=”150″]訪問看護ステーションは開設数も多いが廃止数も多い[/st-cmemo]

ここ数年の流れで言うと開設しても3年以内に潰れてしまう訪問看護事業所が少なくありません。
私が実際に採用支援をした訪問看護ステーションがあるのですが、残念ながら2年持たずに潰れてしまいました。
運営母体は株式会社、代表は医療とは全く関係のない電子部品を扱っている会社の社長さんでした。
なぜ、訪問看護ステーションを開設しようと思ったかを聞いたところ、税理士さんから話を持ちかけられ、儲かりそうだからということでした。

訪問看護ステーションは常勤換算で2.5人いれば開設できます。
ただし、そこから先の新規採用、育成、定着、利用者さん集めの部分で医療介護業界の知見がない方が参入しても、なかなかうまくはいきません。
ところが、こういう訪問看護ステーションのほうが看護師を採用するのに必死なので、後先考えずに給与を上げて人を集めるというケースがあります。そんなステーションに給与だけで飛びついてしまうと、結局ステーションが潰れてしまい、自身のキャリアの首を絞めることになってしまいます。

[st-minihukidashi fontawesome=”fa-hand-o-right” fontsize=”90″ fontweight=”bold” bgcolor=”#3F51B5″ color=”#fff” margin=”0 0 0 0″]運営法人で抑えるポイント![/st-minihukidashi]

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#E8EAF6″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]運営法人(オーナー)は訪問看護にかける”想い”があるか。
[/st-mybox][st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#E8EAF6″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]経営を存続させるために医療介護の知見、地域事業所との繋がりはあるか
[/st-mybox]

2、オンコール体制

訪問看護ステーションは多くの事業所で24時間体制をとっていますのでオンコールがあります。
オンコールなしと言われて「やったー!ラッキー!!」となる前になぜオンコールがないのかを確認した方が良いでしょう。
そして、オンコールについて確認するポイントとしては、オンコールを何人で回しているのか?というのも大切です。
例えば5人の常勤で回しています。ということであれば、1ヶ月30日だとすると単純計算で30÷5=6なので1人の看護師が1ヶ月に6回オンコールを持つということになります。
合わせて、その6回の持ち方もステーションによって異なりますので、確認をした方が良いでしょう。例えば連続で3日持つような当番制だったり、1日交代だったり、この辺りはステーションごとに異なるので、実際に働くイメージが持てるまで確認をすることをおすすめします。
ここで少し、前に戻るのですが訪問看護ステーションは2.5人で開設できます。が基本的にはオンコールも対応していく必要があります。例えば常勤3人だった場合、オンコール当番は月10回です。正直これはなかなかの負担です。訪問看護ステーションの経験がなくて、新たにチャレンジするという方であれば、教えてもらえる環境等も含めて、最低でも5.6人はいるステーションをオススメします。

3、利用者の特徴

訪問看護を利用する方も病状は様々です。
高齢者ばかりではありません。小児を専門としているステーションや精神科を専門としているステーションも多くあります。ターミナルの方がどれくらいいらっしゃるかというのも働き方に関わってくるポイントなので大切かと思います。
ターミナルの利用者の数や月にどれくらい看取りをしているかというのは、忙しさややりがいというところに影響することが多いので訪問看護で働く上では、重要なポイントだと思います。
これまでの自身の経験が活かせるほうが、誰にとっても良い状態になると思いますので利用者さんの特徴は確認をしてみましょう。

まとめ

[st-kaiwa1 r]訪問看護、在宅医療は需要があります。さらにはやりがいを感じる看護師さんもとても多くキャリア形成としても素晴らしい仕事だと思います。 ただし、社会的な需要が高い分、お金というところが先行して利益重視で参入してくる法人も一定あります。 そういった法人の目先のお金だけに惑わされないように、ポイントを抑えて、納得いく事業所選びをしてもらえたらと思います[/st-kaiwa1]

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