看護師さんのリアルインタビュー第3段です。
今回は、訪問看護で働く高原さんにインタビューをさせていただきました。
インタビューした人
職歴概要
①大学病院
∟ 混合病棟 4年
∟ 外来 1年
∟ 透析室 8ヶ月
②保育園看護師 1ヶ月(期間限定)
③訪問看護 立ち上げ 現在に至る
幼稚園の頃からの夢

小さい頃に自分が入院をしたり病院に通うことが多くて、幼稚園の卒業アルバムからずっと将来の夢は「看護師」でしたね。

そうなんですかね?自分はなることが当たり前だと思っていて勝手に使命感のようなものを感じていたのかもしれないですね(笑)

勉強が大変だと感じたことはありましたが、看護師になることから逃げ出したいと思うようなことはなかったです。高校卒業してそのまま何の迷いもなく短大に入りましたね。
それから、新卒で大学病院に入ってからはもちろん自分のミスが命に関わるんだと責任の重さを感じたりして先輩の前で泣いたりしたことはありましたが、常に次は同じミスをしないようにと立ち直ることができていましたね。
その後、結婚を機に病棟から外来や透析室などを経験しました。

「患者さんに寄り添った看護をしたい」という漠然としたものでした。
そこから地域のクリニックで求人を探し始めたのですが、たまたま別でご縁のあった保育園看護師を1ヶ月経験しました。

その後もクリニックで求人を探していて、実は今のところもクリニックの求人で面接を受けたんです。そこで「訪問看護を立ち上げたいと思っているからやってみないか」ということを言われました。

そうなんです。求人を探す時も訪問看護は除外していたくらいでした(笑)自分のこれまでの経験では知識や技術が足りないと思っていて選択肢にはなかったんだと思います。ただ、法人の理念や実際にやっていること、またスタッフの方のことを知っていくうちに、自分の看護感と近いと感じて、ここなら寄り添った看護ができて仕事にやりがいを見出せそうだと思い決心しました。

訪問看護のやりがい
病院より看護師としてのやりがいを感じることがすごく多いですね。
患者さんとの距離が近く直接お礼を言われることも多いので本当に患者さんの力になれていると感じます。
やりがいポイント
「いつもありがとう」
「高原さんががいてくれてよかった」
自分の誕生日を覚えていてくれてプレゼントをもらった。

そうですね!私もハマっていますね。
ただ、もちろん難しいこともあります。病院と違って医師はその場にいないので判断に迷うことは多々あります。そんな時は、チームでよく話し合ったり医師に確認を取りながらなんとか進めています。それも1つのやりがいだったりするのかもしれないです。

そうですね。訪問看護は正解がないから面白いです。ここまでしかできないがない。みたいな制約が病院に比べたら少ないのかもしれないです。もちろん病院みたいな治療はできないけど、その人のためにやってあげられることを自分たちで考えて、その人のために尽くすことができるというのはやりがいに繋がっています。

まずは今の訪問看護をしっかりステーション化していくことが第一ですね。そこからスタッフにとっても利用者にとっても良いステーションを目指していきたいです。
まとめ
はじめは訪問看護を除外いて転職活動をしていたというのがとても面白かったなと。ただそういった方はとても多いのとそこから高原さんが訪問看護にハマっていったプロセスは多くの方に当てはまるんだろうなと感じました。
ポイント
患者さんにとって病棟ではたくさんいる看護師さんのうちの1人なんだけど訪問看護では「高原さん」という看護師さんとして認識をされ、そこに責任とやりがいを感じるんだなと。
高原さんは管理者としてのやりがいも感じていて、会社の運営と現場の繋ぎ役としてとてもバランス感覚の良い方だなと感じ、こんな方の下で働きたいなと素直に思える素敵な方でした。