看護師のキャリアの選択肢が広がる「ふらっとなかめ」に行ってみた話

「看護師としてこのままでいいの?」30歳手前でふと立ち止まり、そんな疑問が頭をよぎったことはありませんか?待遇や職場環境に不満はないものの、人生の節目を迎える中で“やりたいこと”を制限している自分に気づく看護師は少なくありません。この記事では、看護師としてキャリアのモヤモヤに向き合い、自分らしい働き方を探し始めたYUUさんの体験や、”ふらっとなかめ”の参加体験が書かれています。看護師としての未来に悩むあなたのヒントになれば幸いです。

この記事を書いてくれた人

YUU

千葉県出身。新卒から急性期病院の病棟看護師として6年半働き2024年で退職。セカンド看護師人生模索中。趣味は旅行とサウナ!

目次

病棟勤務7年目、30歳手前で感じた”このままでいいの?”

看護師のキャリアってなに?

これについてはわたしもまだ模索中です。そんな私は病棟Ns7年目で総合病院に勤務しています。急性期病院ですのでもちろんしっかり忙しい日や時期もありますが、労働環境にも恵まれ待遇も良く、引っ越しをした関係で通勤時間に少し時間を要していますが、それ以外は正直あまり不満はありませんでした。

しかし30歳になる手前で人生を見つめ直した時に、仕事が理由でやりたかったことにブレーキをかけているなとふと思ったことから、そんな制限から解放され、思いっきり自分に時間を当ててみたいと思い年内で退職をする事を決めました。来年からどんな未来が待っているかワクワクしているところです。

病院へ勤務をして5年目まで

話を戻しますが、辛い実習や国家試験を経て臨床に出るのは多くの看護師が通る道です。臨床は3年やれば一通りの事はできるようになると言われてます。多くの病院が3年目からはプリセプターや後輩指導といった教育に関わるようになります。4〜5年目からはリーダー業務をし、俗に言うチームビルディングについて実践をしていきます。

5年目以降で感じたキャリアのモヤモヤ

5〜6年目の中堅層になると、病棟リーダーや教育担当といった責任ある仕事も任せられてくる年代になります。それ以上の年代は後輩たちを見守り、師長を目指していく役職のある道を選ぶのかが問われてきます。病院により様々かもしれませんがこれが俗に言う病棟看護師のキャリアの積み重ね方ではないでしょうか?

私も少なからずこの病棟看護師のキャリアのレールに乗っているなと感じる時期がありました。私が勤める病院は母体が大きな病院ではあるので、このままこのレールに乗っていけば役職に付き、安泰した生活は送れる。でもそれって面白い?看護師になるという道を選び7年間働いてきましたが、1回だけの人生それでいいの?と30歳になる手前で考えるようになりました。

ふらっとなかめデビュー

この記事に辿り着く方は何かを変えたいと思っている方や類友だと思うのでお話ししますが、病棟看護師は内輪の思考が強く、自分の世界の中で生きているイメージが強くありませんか?

行動することで得られる経験と機会

確かに入職時など不安が強い時は同期との関係は非常に心の支えにはなりましたが、いつまでも内輪でいる感覚には元々違和感を感じていました。最近流行りの性格診断、MBTIを行っても私は外交的思考が先に来るため元々の性格ではあると思います。そんな性格だからか、普段からも新たな出会いやきっかけは仕事以外でも積極的に行動に取っています。

ここ数年はサウナにはまり、色んなサウナに行きたいがために多くのアクションを起こしていたところ、サウナも身体や健康と結びつくところがあるため看護師の資格を活かして協力してもらえないか?といったようなオファーがありがたいことにあり、様々な経験をすることができました。また様々なコミュニティに顔を出していたら、医療関係者とも知り合うことができ、そこから仕事につながるような話も出ています。

ふらっとなかめで感じた看護師の可能性

同じ職場で病棟看護師を続けているのは、この性格では珍しいのかもしれませんが、外交的思考が特に強かった頃、自分と似た同じ外交型の性格の看護師だっているはずと思い、いつもの感覚でコミュニティを探してみようとSNSで検索してみたところ“ふらっとなかめ“を見つけました。なんでもっと早く看護師さんで同じ仲間を見つけようとしなかったのかが不思議です。早速ふらっとなかめの方々と交流できる機会がないかをリサーチしたところ交流会を見つけたのでDMをしてみたのがきっかけでした。

初めて参加した会では保健師さんの繋がりが多い会でしたが、保健師さんだって看護師の資格を持っており共通していることもあり、仕事の目標や目指す先は一緒だなと感じました。何よりもこのようなコミュニティに積極的に参加し情報交換や繋がりを大事にしている姿は、病院で働いている中では得られない、挑戦の心を持っている方ばかりがいて感動しました。翌月には大規模のキャリア交流会があり、看護師で働いた経験を活かし、現在は企業で働いている方や自分で事業をしようとしている方がいて看護師の可能性を感じることができました。

“この働き方がいい”ではなく”この働き方がいい”へ

ふらっとなかめの参加者と関わり、看護師の仕事の世界が広がり自分の可能性も広がることを感じています。具体的に何がしたいやこんな仕事をしてみたいといったことはまだ決まっていませんが、こうして人生の選択肢を増やせたことや、やりたいことのために挑戦し続ける看護師たちが世の中にはいると知れたことは自分の中でとても大きかったと思います。

病院から企業にシフトチェンジして働くことも病院でキャリアアップするとは異なりますが、これもまた一つの看護師のキャリアアップと言えると思いました。一方でキャリア交流会の中でお話ししていた方にも、仕事の変化が大きくあったわけではないけれど、“この働き方でいい“という考え方から“この働き方がいい“に考え方がシフトしたという方がいました。私もこの働き方がいいと思えるように来年以降働いていきたいと思いました。

最後に

“ふらっとなかめ“で出会う人は様々な経歴を持った方々たちがいるためキャリアの選択肢が広がる場であると思います。私の場合は自分の中でまだキャリアアップの方向性が定まっていませんが、挑戦をし新たなことをすること自体がキャリアアップにつながるのではないかと思います。

退職をすることから来年からどう働こうと模索しながら最近は少し就職活動もしていますが、看護師はたくさんの選択肢があることを実感しています。生活のために働くのも大事ですが、一生に一回の人生なので看護師を活かしながら、ワクワクしながら“これ“をしたいと自分で道を選んでいくことを続けていきたいと思います。

これからの働き方やマインド維持のためにもこれからも“ふらっとなかめ“にはいきたいなと思っています。

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